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月山に自生する旬の山菜を詰め合せました。
狩猟採集時代の長く続いた東北では、はるか昔から山の幸が採取・調理・保存されてきました。なかでも月山は、出羽三山信仰の聖地として、旅人を迎えるためにも貴重な採集文化が絶えることなく続けられてきた山です。
月山の奥山に分け入り、自生する山菜を採集しています。採れたばかりの山の幸を、丁寧に包み、食卓へとお届けします。
内容量は200g。一人で召し上がるのに十分な量です。
山菜の顔触れは季節の巡りとともに変わります。折々の旬をお楽しみください。
<山菜/品目・採集時期>
○じょな(ヤマブキショウマ) 五月初旬~六月上旬
歯応えが格別で、食べれば口の中が賑やかになる山菜です。天ぷら、炒め物、おひたし、和え物、汁の具、何でも調理できます。
○ぼんな(イヌドウナ) 五月初旬~六月下旬
香りと深みのある苦味が上品な山菜です。天ぷら、おひたし、炒め物などに好んで調理されます。
○うるい(オオバギボウシ) 五月初旬~六月上旬
ぬるりとした食感と、キシュッとした歯応えがあり、ほとんどアクがありません。さっと茹でて、お醤油とかつお節や、マヨネーズで食べたり、お味噌汁に入れたり、酢味噌和えにすることが多いです。
○青こごみ(クサソテツ) 五月初旬~五月中旬
郷土料理では胡麻和えなどが最もよく調理されるメニュー。春を運ぶのはその形。見た目で食べる調理がオススメ。塩茹でだけでサラダの材料にもなり、パスタの具にしても良し。
○しどけ(モミジガサ) 五月中旬~六月下旬
深みある味と芳香に愛好者多し。モミジのような葉の形がその名の由来。天ぷら、おひたし、汁物に入れてよく調理されます。
○やまうど(ヤマウド) 五月初旬~六月下旬
当地では先端と枝葉は天ぷらに、根元から柄までは酢味噌和えや胡麻和え、油炒めやきんぴらにしてよく食べられています。採れたて新鮮なうちはアクがないので、根の白い部分は生のまま刺身にしたり、先端の部分を炭火で皮が黒く焦げるまで焼き、皮をむき味噌をつけて食べるという食通も。スモークされた風味と香りが引き立って酒の肴に最適。
○赤こごみ(キヨタキシダ) 五月中旬~五月下旬
別名あぶらこごみ。青こごみが淡白でパリっとした触感なのに比べると、トロリとした舌触り。少量の塩を入れさっと湯がいて冷水に浸したあと、おひたし、和え物、サラダに。
○あいこ(ミヤマイラクサ) 五月中旬~六月上旬
茎と葉に棘があり、刺さるので取り扱うときにはご注意ください。湯がけば柔らかくなります。茹でたあとの目の覚めるような緑と歯応えが特徴的。天ぷら、おひたし、汁の具などに調理されます。
○赤みず(ウワバミソウ) 五月下旬~六月下旬
茎の根部分が赤く、茹でると粘性が出ます。たたきにして熱々のご飯にのせて食べるのがおすすめ。たたきは味噌と出汁、好みによってにんにくや生姜を加えると美味です。葉は天ぷらに。
# 写真のセット内容はイメージです。
# 天候や生育条件により採集日が不確定であるため、お届け日をご指定いただけませんが、なるべくご希望に添えるように努めています。お届け希望日がございましたら、購入画面の「備考」欄にその旨ご記入ください。